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針供養とメガネケース

AYANOKOJI がま口 メガネ メガネケース

こんにちは。WEBデザイン担当のFです。

お家のこたつから抜け出せないこの季節。お家時間が推奨されている近年を言い訳に、ますますこたつから抜け出せなくなっている最近の私、、、
こんな日はこたつに入りながら趣味(冬限定)の裁縫や手芸に熱中したいものです。数年前に作った毛糸の手袋は(苦労したので、簡単に捨てられず)今も愛用しております。毎日仕事終わりにコツコツやり続けて、3週間ほどかけて完成させました。

そんな手芸や裁縫をするときに欠かせないのが「針」。
毎年2月8日は「針供養」の日と呼ばれています。(地域によって12月8日のところも)
折れたり、錆びたり、曲がったりして使えなくなった針を寺社に納めて、裁縫の上達を祈る行事です。納められた針は、お豆腐やコンニャクといった柔らかいものに刺して供養することで、今まで硬いものを刺し続けた針をねぎらう意味がこめられているのだとか。

AYANOKOJIでも針は生地の縫製をするために必要不可欠な道具です。
縫製職人によって、AYANOKOJIの商品はミシンでひとつひとつ丁寧に作られています。私も手芸をするときは丁寧に仕上げるのはもちろん心がけていますが、丁寧さに気を取られて中々出来上がらないことばかり、、、そこで熟練の職人がひとつの商品を仕上げるのにどれくらい時間がかかるのか気になりました。

日頃から多種多様な商品を裁縫し、「針」と深いかかわりがある、縫製職人Aさんにお話を聞きました。
AYANOKOJIの定番商品のメガネケースを例に見てみましょう。

「メガネケースは大切なメガネを保護するために、裏地にニューツイスロンというふわふわの生地を使っています。表地との間にウレタンを挟めてさらにふかふかにしていますので、道具も特別な『ミシン押さえ』を使って、メガネケースを縫製しています。」


AYANOKOJI がま口 メガネ メガネケース

メガネの形に寄り添うメガネケース

まずは、形も「メガネ」な山型メガネケース
縫製時間は5分。

AYANOKOJI がま口 メガネ メガネケース

私は意外に短いと感じたのですが、だからといって簡単なアイテムではないのです。

「山型メガネケースは専用の山型の口金を使っています。
メガネを保護するため表地と裏地の間に入れている硬い芯材も、ケースの形に合わせて山型になっています。芯材があると口金を入れられないため、口金が入る部分に掛からないように芯材の高さを低くしています。
その隙間が平行に均等になるように、表地と芯材をまっすぐに取り付けます。ここが山型メガネケースの縫製作業で、一番丁寧に取り掛かる工程になります。」

ミトンの手袋を一組作るだけで1か月近くかかる私がしたらいったい何時間かかることやら、、、独特な形の口金に合わせて、生地と芯材を正確に取り付けなければならない。この作業をたった5分で仕上げられるのは、職人の経験と技術があるからこそです。

AYANOKOJI がま口 メガネ メガネケース

写真はスタッフTさんの私物

Tさんのお気に入りポイントは、形が愛らしいので無造作に置いても、デスク周りが可愛く見えるところです。

スマートさにこだわった
メガネケース

次は、スマートな見た目で男女ともに使えるフォルムのがま口メガネBOX
こちらの縫製時間は10分。

AYANOKOJI がま口 メガネ メガネケース

「BOXの形がきれいに出るように、厚紙を中に入れています。
表地の角の縫い代が表地と厚紙の中に入ると表面がボコッとしてしまうので、角の厚紙と厚紙の隙間に縫い代を逃がします。
また、蝶番(口金の左右端)部分の隙間は、通常では脇テープというものを貼って生地の端を見えないように隠します。しかし、がま口メガネBOXでは構造上の理由から、表地と裏地の端をそれぞれ内側に折り込んで貼り付けることで、生地の断面を見えないようにしています。
今回紹介するメガネケースの中で1番作業工程が多いです。」

縫い代の位置が違うだけで、形に影響が出てしまうとは、、、「隙間に逃がす」というのが職人技って感じでカッコイイですね。私もどこかで使いたい。

AYANOKOJI がま口 メガネ メガネケース

写真はスタッフCさんの私物

Cさんは自分の好みに合うメガネケースを作ろうと思い、AYANOKOJIの「受注生産」を利用しました。
性別問わないシンプルな形と、洗面所にメガネをケースごと持っていくので、布製でも撥水・防汚加工があるコーデュラ®の生地が気に入っているようです。

※CORDURA®は、耐久性に優れたファブリックに対するインビスタ(INVISTA)社の登録商標です。
※生地自体に撥水効果がありますが、水に濡れた際は必ず拭き取ってください。

革ヒモが付いたスリムな
縦型メガネケース

次はバッグの持ち手にぶら下げられる、革ヒモ付きメガネケース
こちらの縫製時間は8分。

AYANOKOJI がま口 メガネ メガネケース

「お客様のご要望から生まれたこちらのアイテムは、今回紹介した3つのメガネケースの中で1番後輩です。ふかふかの裏地が筒の中で余らないように、縫い代に差をつけて工夫しながら作っています。」

昔、私が小さいトートバッグを裁縫したとき、マチの縫い代が微妙にズレていたので、ひっくり返したときに変な形になったことを思い出しました、、、縫い代を正確に仕上げるって難しいですよね。さらに差をつけて縫製するのですから、これまた私がしたら何倍の時間が、いやそもそもキチンと筒状にになるのか?などと考えを巡らせました。

AYANOKOJI がま口 メガネ メガネケース

写真は私、Fの私物ですが、実はペンケースとして使っております。

Fのお気に入りポイントは、本棚に立てて保管しても違和感がないことと、持ち出すときに革ヒモの持ち手を持って運ぶと、小さなバッグを持っているような気分になるところです。


いかがでしたでしょうか。
普段あまり知られていない職人の縫製技術を知ると、それぞれの商品の物語が見えてきますね。私が元々気に入って使っていた革ヒモ付きメガネケースも、職人によってひとつひとつ丁寧に作られたのだと思いをはせると、さらに愛着が湧いてきます。いつか私もAYANOKOJIの職人のようにミシンを使いこなしたいです。

AYANOKOJIのメガネケースは、私のようにペンケースとして使ったり、小物入れにするなどメガネケース以外にも様々な使い方ができます。皆さんのお気に入りの形を見つけて、ぜひ試してみてください!ではまた!

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