最終更新日 2023年07月24日
みなさんこんにちは。カスタマーサポート担当のNです。今回はAYANOKOJIの「がまポチ袋」をご紹介します。
もういくつ寝るとお正月~♪子供の頃にウキウキ、ワクワクした・・・そう、あのポチ袋(お年玉袋)です。
「中身はしばらく大事にお母さんが預かっておくね。あなたが大きくなったら渡してあげるから。」って言っていた中身はどこへいったのでしょう、お母さん。
私の子どもの頃のお正月にもらう、おとし玉の思い出と言えばこんな感じです。中身も重要(笑)でしたが、貰ったポチ袋のイラストやデザインがかわいいものや凝ったものだと宝物のように大切に保管していたこと、どんなデザインのポチ袋に入れてもらえるんだろう、と毎年わくわく楽しみにしていたことを、この記事を書いていて思い出しました。
ちなみに東北地方の一部地域では、お盆に渡す「お盆玉(おぼんだま)」という風習があるそうで、近年ではその風習がマスコミや口コミで全国的に知られ、正月に親戚やお孫さんに会えなかった人がお年玉の代用として「お盆玉」を渡すこともあるそうです。
ところで一般的にポチ袋はお祝いやちょっとしたお礼の気持ち・プチギフト、心付けとして渡されることが多いですが、ポチ袋はどうして「ポチ」袋というのでしょうか。
ポチ袋(当て字:点袋)の名前の由来は諸説あるようですが、明治時代に京の旦那衆がひいきの舞妓や芸者などにご祝儀を包むために渡していたのが始まりで、関西地方の方言で「小さい、少ないけれど(これっぽち)」というほんのすこしですが・・・という控えめな気持ちからポチになったといわれています。
旦那衆の中には、自分の名前や家紋などを入れた特別なポチ袋を版画商にオリジナルで作らせて、旦那衆同士で交換したりコレクションする人が現れ、次第にポチ袋が流行したのだそうです。旦那衆…おしゃれで粋ですね。
私の子供時代の感覚と同じですね。次第にデザインも洗練されていき、現在のポチ袋になったのだろうと想像できます。
ポチ袋ならAYANOKOJIのおもしろいがま口
大人から子供まで、多目的に使える
では、本題のAYANOKOJIのがまポチ袋についてご紹介します。
AYANOKOJIのがまポチ袋は帆布の上にインクをのせた版画のような製法で作られています。もちろん職人手作りの日本製です。
明治時代の版画商に作らせた製法とよく似ていますね。また、がま口(口金)は表側から見えにくい天溝口金を使っており口金が邪魔をしないので、大胆に絵柄や文字を配置することができます。
がまポチ袋をご自分用として使うのでしたら、すぐ紛失しそうな文房具、アクセサリー、バイクや車のキーなどの小物類や小銭などを入れておけば、どこへ行ったと探し回ったり、失うことなく保管しておくことができます。
思わず笑っちゃうユニークで面白い柄や可愛い柄など、おしゃれで和を感じるさまざまなタイプのポチ袋をバリエーション豊かにご用意しておりますので、用途ごとに絵柄で分けて多目的に使えることがポイントです。
AYANOKOJIをご愛顧いただいているお客様の中には、がまポチ袋をコンプリートしている方がいるとかいないとか。
本来の用途のポチ袋としてご祝儀、金封や心付けとしてお渡しいただければ、貰った方は小物入れにしたり、ひょっとするとポチ袋として再利用されるかもしれません。和紙・紙製のポチ袋は耐久性の問題がありますが、使えば使うほど味わい深くなる帆布素材のがまポチ袋は、今の時代にぴったりなサステナブルな使い方をしていただけると思います。
また、ポチ袋は金銭を入れてお渡しするだけに限らず、ちょっとした小物とセットにしてプレゼントしたいときに便利です。
お年玉についても諸説ありますが、元を辿れば、年神様から1年の始まりにいただくお餅(年魂)だったといわれています。いつの頃からか「御年魂」が「お年玉」になったのだとか。考え方によってはポチ袋に入れるものは必ずしもお金で無くてよいかもしれません。ちょっとしたギフト用や、封筒に入れて渡すには味気がないものも、型にはまらずポップで面白いデザインのがまポチ袋に入れてプレゼントすれば喜んでもらえること間違いなしです!
たとえば、小学生のお子様などのキッズ向けにキャラクターが描かれた紙製のポチ袋を選びがちですが、こころに残るおとしだま、ずっと使い続けられるお年玉袋として、 “物を長く使い続けることの大切さ”を学べるよう、この機会にがまポチ袋をプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。
メール便(ゆうパケット)での発送が可能なので、お求めやすいところもポイントです。
大人の方には誕生日や記念日などのイベント用のプチギフトに、“ありがとう”の感謝の気持ちを込めて、手元に残るプレゼントとしてがまポチ袋を贈るのが定番となっています。
人気のポチ袋5選
お年玉袋やプチギフトにおすすめ
AYANOKOJIのがまポチ袋は定番の柄に加えて、限定柄も毎年たくさん登場しますが、ここではランキング上位に入る特に人気の柄をご紹介します。
幸運をもたらす招き猫がモチーフ
<がまポチ袋【招き猫/がまにゃんこ】>
縁起の良い招き猫をがまポチ袋にしました。
なんだか金運がアップしそうで、お年玉や心付けを贈るのにぴったりのポチ袋です。
猫柄は特に人気なので、ポチ袋はテイスト違いの2種類をご用意しております。招き猫のイラストを全面にプリントした「招き猫」と、がま口財布を抱えた招き猫が可愛い「がまにゃんこ」。
ところで、招き猫は商売繁盛として置物が有名ですが、なぜそう言われるようになったのでしょうか。 諸説ありますが、昔の人たちにとって大切に育てた農作物等をネズミなどに食われてしまうことは大損害です。そんな害のある動物を追い払ってくれる猫は大切な存在でした。家に猫が住み着くことで商売が繁盛することから、猫は福を呼ぶ動物と言われるようになりました。 しかし、江戸時代の初期は猫はそれほど多くいなかったので、一部の商人たちは猫を飼うことが難しかったようです。そこで考えられたのが、猫の絵が描かれた紙をお店に貼るということだったようです。
海外の人たちに片手で「あっちへ行け!」と勘違いされないように、がま口を抱えたイラストのがまポチ袋をプレゼントするのもいいかもしれませんね。
ねこをペットとして飼っている方や動物が好きな方にお渡しするのもよし、使う方のお好みに合わせてお選びください。
交通安全のお守り入れに最適
<がまポチ袋【無事かえる】>
こちらも縁起の良い、かえるをモチーフにした面白いデザインのポチ袋です。
笑顔でクルマを運転するかえるが何とも可愛いらしく、愛嬌のある表情がクスッと笑えます。イラストのナンバープレートは、がま口のパチン!の音になぞらえ、8888になっています。
日本では『無事かえる』『若かえる』『福かえる』『幸せかえる』『お金がかえる』という語呂合わせから、かえるは福を呼ぶとされ、縁起のよい生き物とされてきました。また、インドネシアのバリ島では、聖なる生き物、神様の使いとされています。
お正月やお盆で帰省されたご家族に、お年玉袋やお盆玉袋として、交通安全のお祈りも込めてお守り代わりに、またその他のお守りグッズと一緒にお渡ししてはいかがでしょうか。プレゼントする人の気持ちをこのポチ袋がダイレクトに届けてくれます。 自分用には、交通安全のお守りケースとしてお使いいただくのもおすすめです。このポチ袋を見るたびに安全運転を思い出せるので、安全について確認できるいい機会になりますよ。
夢に向かって頑張る方に贈りたい
<がまポチ袋【大願成就】>
使う方の夢や願いが叶いますように、との想いが込められたポチ袋。特に、受験シーズンにお子様に贈られることが多いようです。 ポチ袋自体がお守りになりそうなデザインですが、中にお守りを入れてお渡しすることで、よりいっそう想いが伝わるかもしれません。また、自分用として願掛け等の心強いお守りになってくれそうです。
水色と赤の鮮やかなカラーリングも人気で、神社で売っているお守りに比べてポップなため気軽にプレゼントでき、男性女性問わずお使いいただけるポチ袋です。
子供の健やかな成長を願う
<がまポチ袋【犬張子】>
可愛らしい犬張子のイラストが人気のポチ袋です。爽やかな印象を受けるレモンイエローは、プレゼントでもらった人の心が弾むようなビタミンカラー。
犬の子は病気をせずにすくすく育つことから、「犬の子のように丈夫に元気に育つように」 との願いが込められた犬張子。お祝いやお年玉などのお子様への贈り物にぴったりのポチ袋です。
また、犬張子は子犬の形をした張り子の人形で初宮参りに用い、張り子犬と一緒に扇子、お金、でんでん太鼓を麻紐で結び、子供を抱く際に使用する羽織紐にぶら下げます。
扇子は末広がりに人生が開けますように、お金は生活に不自由しないように、でんでん太鼓は裏表のない子に育つように。という願いが込められています。お金については直接麻に通してぶらさげる地域もありますが、ポチ袋に入れてぶら下げる地域もあるとのことです。その際にこのポチ袋を使ってみるのも良いかもしれませんね。
個人的には、ポチ袋の裏側にプリントされた犬張子の後ろ姿(おしり)がかわいいおすすめポイントです。
貯金箱と言えば「ブタの貯金箱」
<がまポチ袋【おこづかい】>
子豚の貯金箱のイラストで、英名PIGGY BANK(ピギーバンク)。日本でも定番ですね。そのまま貯金箱として使えそうな、かわいいブタの貯金箱をあしらったポチ袋です。すぐに中身を取り出せてしまいますが。
諸説ありますが、豚は1回の出産で10匹ほどの子豚を産むので、海外では縁起物として親しまれています。また、豚は食用として残す部分がないと言われていることから、無駄遣いとは縁遠い存在として昔から親しまれていました。他にも、はるか昔に赤い色の粘土=PYGGで貯金箱を作って欲しいと注文されたのに、職人が豚=PIGと聞き間違え、豚の貯金箱を作ったところ、それが大評判になって今に至るとも言われています。
お子様の初めてのお財布としてもかわいいポチ袋ですが、自分用のキュートな小銭入れとして、大人の方にも使っていただけるデザインです。
何か大事なものを入れておきたくなる、そんなポチ袋です。
スタッフおすすめのおもしろポチ袋
縁起の良い柄や、しゃれの効いた柄が盛りだくさん!
ここからはカスタマーサポート担当のNがおすすめする、がまポチ袋をご紹介します!
本物のお守りそっくりのポチ袋
<がまポチ袋【御守】>
よく神社などで見かけるお守りの大きさと比較してはいけません。
お札が三つ折りで入るサイズのがまポチ袋なので、中に本物のお守りを入れたり、一緒にお手紙を添えてみるのもおすすめです。
お子様が進学や就職で遠くへ旅立つときなどにも、お手紙やお小遣いを中に一緒に入れて渡せば、喜ばれること間違いなしです。
ポチ袋を見てグッと堪えよう…!
<がまポチ袋【がまん】>
これはぜひ、へそくりを貯めているあなたに自分へのメッセージとして使っていただきたい、そんな面白ポチ袋。洒落のきいた面白いデザインです。
入りきらなくなったら銀行へ貯金しましょう。見た目はスリムに感じますが、紙幣・カード等かなりの枚数が入れられます。
また、お子様へ初めてのお小遣いを渡すとき、無駄遣いしないようにという気持ちを込めて、このがまポチ袋にお小遣いを入れてデビューさせるのはいかがでしょうか。自分で目標を持ち、目標・目的のために考え、行動できる子に育ってほしいですね。
見事な大入袋!
<がまポチ袋【歌舞伎縞】>
歌舞伎の大入袋を見事に表現したポチ袋です。歌舞伎では舞台と客席を仕切る幕として引幕が使われていますが、このポチ袋の縦縞模様の色は左から、黒・柿・萌黄ですね。この色順は歌舞伎座や京都南座の引幕の色順です。AYANOKOJIは京都だけに、こちらの色順が採用されたのでしょうか(笑)。ちなみに、国立劇場や大阪歌舞伎座は黒・萌黄・柿の色順だそうです。
いずれにしても、商売をされている方に、「商売繫盛」のお守りとしてプレゼントしても喜ばれるのではないでしょうか。
キャッチーなデザインと色使いなので、しゃれの効いた小物入れとしても可愛く使っていただけます。
カードケースとしても使えるポチ袋なので、思い切って名刺入れとして使うと、ビジネスシーンで話に花が咲くかもしれません。
ここで、AYANOKOJIのがまポチ袋を購入されたお客様のレビューをご紹介
・受験生の甥にあげるお年玉入れとして購入、在庫が復活するのを待ってやっと入手出来ました。合格出来るといいけど。
・可愛いです リップと絆創膏を入れて持ち歩いてます
薄いのでバックの中で邪魔にならないし生地がしっかりしているので中身がクシャクシャにならず重宝です
・転職して家を出る家族に渡しました。本当に へそくり用です(笑)
・出産を控えた友人にプレゼント とても喜んでました
・普段持ち歩くお守りを入れる為に購入。可愛らしいです
・色も柄もとても可愛らしくって気に入りました。お年玉とかちょっとしたお金を渡したい時に重宝しそうです。
・プレゼント用に購入しました。どちらの絵柄も日本らしさが表れててよかったです。
・ポチ袋はこれで四個目です。この番の柄は一番最初に欲しくて品切れしてたのを再入荷のお知らせを登録してたら、入荷の知らせが来たので、即効購入。中にバンドエイド、常備薬(飲み忘れ防止予備用)を入れて持ち歩いてます。
・柄が可愛くて購入しました。カード入れにちょうどいいです。
いかがでしたか?100均などでもお手軽に手に入るポチ袋ですが、AYANOKOJIのポチ袋は職人が一つ一つ心を込めてお作りしており、縁起の良い柄やクスッと笑えるおもしろ柄など、バリエーションが豊富です。
毎年のように新作が販売されている人気商品で、定番商品も多く、どれにしようかと選択肢が多くて迷いそうですね。
見ているだけでも楽しいがまポチ袋。お手頃な価格なので、送料無料金額に少し足りないときのついで買いにもおすすめです。
是非一度、ご覧ください。
この記事を書いた人